ゲゲゲのげー

kyonta9142009-06-14

 昨日の日記の通り、本日は舞台を見に行ってきました。
 題名は、『ゲゲゲのげー-逢魔が時に揺れるブランコ-』です。中身は、鬼太郎ですね!!と言うか見立てた??見やすくするために??ただ内容が深く、人間の奥底に潜む何かが、まぁこれが設定なんだと思う。思うとしか書けない。
 ただ、久しぶりにこれが舞台と言う物を味わわせて頂きました。ただ、1回だけだと、深く踏み込んだ感想が書けない気がします。それくらい、複雑な内容でした。
 舞台は、二つ・三つの世界が同時進行し、最終的には一つの世界で入り交じり、最後は人間の汚さ・エゴが見えてくるのかなって感じです。
 ただ、原作を知っているとかなり良いかもです。どうして鬼太郎が生まれたのかとか、妖怪って何なの??とか、この辺りが理解されていないと、難しいかも知れないです。奥が深すぎです。
 良い舞台だと思いますが、やや複雑すぎるのを溶かせなかった分が、マイナスかも知れません。役者自体はもの凄く良い演技してましたからね!!後は、無理繰りお笑いを入れなくてもと思った感じです。笑いたくても笑えないが現実でしたから、それだったら最初から辞めてしまえばとも思ったくらいです。
 でも本当に、良い舞台を見た感じです。深く深く考えさせられる舞台でした。人間って何なんだろうねって思ってしまいます。いくらキレイぶっていても、心の奥底には何があるの??皆分かっているけど、それを押し殺して生きているんだよね。
 多分、この舞台を見た人の大半が、『分からない』『難しい』『奥が深い』とかで、時にはきれてしまう人もいるかもですが、でもこの舞台を見て何かを感じ取れば、感じ取れれば良いのかなって思います。舞台の感想は、人それぞれですしね。
 ただ、私は凄く感動しました!!
 すいません。こんな感想しか書けなくてって感じです。2時間、飽きることなく堪能出来たと思います。
 それと今回のキャストの中で、大瀬楓さん(かえぴょん)と言う、女子高生の子が居ます。この子は、今回の舞台を最後に、芸能活動を一時休止し大学受験の準備に入るそうです。とても難しい内容の舞台だとは思いますが、役者としては良い勉強になる舞台だったのではないかと思います。役柄的には、ちょっと目立つ場面が少なかったですけどね。でも良い役所を貰っていた感もあります。
 無事に目指す大学に合格して、また戻ってきて良い演技・良い活動を期待して待ってます。応援してます。頑張って下さい。